ミジマ(Mizzima)の編集長と会った

ミャンマー時事

今日の午後、アパートを探しにミャンマー人の友人と市内を歩いていた。車がびゅんびゅんと走るカバエパゴダ通りを歩いてると、ジャーナル(タブロイド紙)をたくさん抱えた若い女性たちの一団を発見。ビルマ語の読めない私は気が付かなかったが、友人が「Mizzimaだ!」と一声。Mizzimaはインドからインターネットで発信している反軍政のメディアだ。そのMizzimaが国内でビルマ語のジャーナルを出している。これは買わなきゃ(ビルマ語が読めないのに)。3部12,00チャットの料金を渡すと、「Mizzimaを知ってるの?」と嬉しそうな顔、Mizzimaはインターネット上では有名でも、一般のミャンマー人にはあまり有名ではない。

Mizzima、ヤンゴンでの創刊号

このジャーナル、25日に創刊号ができたばかりの出来立てほやほやだ。オフィスを訪れると心よく会ってくれた。編集長はインド、タイを経て今年の5月にヤンゴンに帰ってきたばかりだ。政府による圧力は今のところ全くないそうだ。とはいえ、ステップ・バイ・ステップで注意深く薦めている。これは政府も同じで、民主化した政府の統治というものを今学んでいるところだと言ってました。

Mizzimaジャーナルは32ページほどで、政治関係の記事が多いが他のスポーツやエンターテイメント関係もたくさん載っている。編集長曰く、売るためにいろんな記事を載せなきゃいけないということだ。40紙以上あると言われているジャーナルの世界、彼らも生活しなきゃいけない。オフィス内のスタッフは40名、若い人が多かった。

編集長と若いスタッフたち