ヤンゴン家計簿3月18日 | 蕎麦がうまい

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全部で24,110チャット。ちょっと使いすぎ。というのも、コーヒー豆のまとめ買いとシティーマートで買い物をしたせいだ。

 3月18日の家計簿(為替レート 1円=9.468チャット)

  1.  バス(ヤンゴン大学へ) 200Ks
  2. タクシー(ヤンゴン大学からマーケットプレイス) 1,500Ks
  3. タクシー(マーケットプレイスから帰宅) 2,000Ks
  4. マーケットプレイス内のアーナンダにてコーヒー豆 200g x3 7,500Ks
  5. マーケットプレイスのシティーマートで買い物 12,110Ks
    • シャン米 2Kg 2,800Ks
    • 牛乳 1L 1,220Ks
    • キッコーマン醤油 600cc 3,100Ks
    • そば(たてごと) 200g x3 1,890Ks
    • アボガド x2 700Ks
    • 茶碗 x2 2,400Ks

  合計 24,110Ks(2,546円)

 今日はコーヒー豆がなくなりそうになったので、大学の授業が終わった後、マーケットプレイスへ寄った。マーケットプレイスの1階にあるコーヒーショップ「アーナンダ」でいつもコーヒー豆を買っている。

 マーケットプレイスの2階にはシティーマートがある。ここのシティーマートがヤンゴンでは一番大きくてセレブご用達になっているので、外国人客も多い。日本食材もここが一番種類がそろっている。セレブではない私は、いつも値段を見ながら用心して買っている。

マーケットプレス
シンガポール大使館の近くにある、マーケットプレイス

そう、マーケットプレイスのシティーマートといえば、こんな経験をした。ヤンゴンに移住してきて間もない1年半ほど前、初めてマーケットプレイスのシティーマートにやってきた。おおお、すごい! いつも行っていた東京の小岩にあるイトーヨーカドーよりもずっと洗練されていた。それまで知っていたミャンマーとは全く別世界だった。お上りさん状態の私は、記念に写真を2枚とり、3枚目を撮ろうとした時だ。警備員がやってきて、撮影禁止だという。ええええっ、普通のスーパーで撮影禁止?? 軍事政権時代でもこんなことはなかった。それに、既に撮影した2枚も消せという。有無を言わせぬ態度に私も諦めて警備員の見てる前で2枚消した。警備員曰く、シティーマートはどこでも撮影禁止だ。

後で友人のミャンマー人に聞いたところ、日本人で事務所まで連れて行かれて事情を聞かれた人もいるそうだ。撮影禁止はシティーマートだけでなく、他のショッピングセンターや店などでもある。民主化されてビジネス競争も厳しくなり、真似をするところが増えたんだろう。民主化の影響が意外なところに現れていた。ということで、シティーマート内部の写真は全然持ってない。

アーナンダのコーヒー豆
マーケットプレイスにあるコーヒショップ、アーナンダで購入したコーヒー豆。
アーナンダカードでスタンプ10個集まり、1袋サービスでもらった

 

今日の購入品
シティーマートで買った品々。

 この間買ったシャン米は1Kgだけで、もうなくなりそうなので、今日はいつも買っているブランドの2Kgを買った。キッコーマン醤油はヤンゴンでもメジャーでちょっとしたスーパーには大体置いている。キッコーマン醤油は海外生産なのであまり高くないが、日本から輸入している日本食材は当然日本よりもだいぶ高い。そういうのは、極力買わないようにしている。

 そこでソバだ。この「たてごと」は200g入りで610Ks。けっこういける。ソバ自体ミャンマー産で、シャン州のコーカン地区の麻薬代替作物としてJICAがサポートしている。このプロジェクト、いろいろと問題があるようだが、「たてごと」については素晴らしい。ヤンゴンで安くおいしい蕎麦が食べられるのだから。少なくても、同じシティーマートに置いている日本から来た3,000Ksや4,000Ksする蕎麦よりもおいしい。

 蕎麦といえば思い出した。ミャンマー人の友人の勧めである蕎麦を買った。たしか、200g入りで2,000Ksぐらいだと思う。パッケージには日本語と英語で書かれていたので、てっきり日本のメーカーが海外生産したものだと思った。見た目麺が細いが色は蕎麦そのものだ。早速帰って食べてみて驚いた。蕎麦じゃなくそうめんだったのだ。

 パッケージをよく見ると、韓国メーカーだった。別に日本食材を韓国メーカーが作っても構わない。でも、日本製と勘違いさせるようなパッケージはどうかと思う。それに、作るなら本当のソバを作ってほしい。あれじゃ、蕎麦をそうめんと勘違いしてします。海苔巻き用の海苔などは、同じく日本語が書かれているが味は日本の海苔と大差ない。値段は韓国製のほうがずっと安いので、私はよく買っている。

 ちょっと話が横にそれた。「たてごと」だ。昼飯はざる蕎麦にすることにした。この「たてごと」は、表示時間よりも若干短めで茹でるのがコツだ。6~7分と書いているが、私はいつも5分半にしている。茹で上がって冷ましたソバをミャンマーの手製のざるに盛った。こした手製のざる、最近はヤンゴンではあまり見かけない。安いプラスチック製に変わってしまった。これは、パヤープエ(パゴダ祭り)のときの出店で買ったものだ。

ヤンゴン蕎麦
手製ざるに入れたコーカン蕎麦、たてごと。

 最後に、韓国製の海苔を載せて出来上がり。蕎麦つゆはいつも作りおきしている。日本の友人が送ってくれたダシとキッコーマン醤油と味醂だ。

ざる蕎麦のできあがり
海苔を載せてヤンゴンざる蕎麦のできあがり。

気温35度で食べるざる蕎麦は格別だ。最後にそば湯をかけようと思ったが。そば湯を全部捨ててしまっていた。これも35度の暑さのせいか。来月、気温40度になったら何もかも忘れてしまいそうだ。