• 今日、携帯の契約をしてきた。

    ミャンマーの電話キャリアは今のところ国営のMPTしかない。それを再販している代理店がいくつもある。今回はELiteという代理店でSIMを購入した。私の勘違いや間違いがあるかもしれないが、ご勘弁を。

    電波の種類としてはGSM, CDMA, W-CDMAの3種類があり、それぞれ契約料としてELinteでは
    GSM 200,000チャット
    CDMA 500,000チャット
    W-CDMA 300,000チャット

    今は1ドル840チャットくらいなので、10チャットが1円くらい。

    インターネット接続については3種類とも可能で、GSMの場合は契約料は11,000チャット。それに、なんと携帯電話がWiFiステーションとなるテザリングが可能で、特に契約料はかからない。もちろん、テザリングが可能な携帯電話を使う必要がある。

    通話料は1分50チャット、インターネットの通信料は1分2チャットだ。テザリングやっても通信料は変わらない。テザリングについては日本よりも進んでいる。

    電話料金は電話カードを買うプリペイド方式になっている。5,000, 10,000, 30,000チャットなどのカードがあり、携帯ショップ以外にも普通の店でも売っているところが多い。5,000チャットのカードは今日(9/20)から発売が始まったものだ。

    結局、私はGSMでインターネットとテザリングを契約したので、225,000チャットとなった。ただし、外国人は契約できないということで、ミャンマー人の友人の名義で契約することとなった。

    通話については即時開通するが、インターネットにはちょっと時間がかかる。5日くらいかかると言われた。

    *青文字の部分は9/21に変更・追加した部分です。
    *緑文字の部分は9/23に変更・追加した部分です。 

  • ヤンゴンに着いての初仕事は、友人の会社のPCのSSD化。ハードディスクをSSDという一種のメモリに変えると、立ち上がりに3分くらいかかっていたPCも数十秒で立ち上がるようになる。このSSD、最近日本ではメジャーになってきているが、ミャンマーではほとんど売ってないということで、日本から買ってきてほしいと頼まれていたのだ。

    ミャンマーではPCの故障の原因で一番多いのはハードディスク。熱でやられることもあるし、突然の停電もやばい。SSDだとこれらの問題もクリアできる。

    2台のPCはスムーズにSSDに移行できた。現在3台目をトライ中。窓の外には鳩の巣がありクックルと鳴いている。その声を聞いているとうとうとしてきた。

  • 最近のビルマ語(ミャンマー語)WEBサイトには、ビルマ語フォントがインストールされてなくてもビルマ語が表示できるものがある。たとえばBBCのビルマ語サイト、ちょっと前まで、myanmar3というビルマ語フォントをインストールしないとビルマ語が文字化けしていたのだが、今はビルマ語フォントがインストールされてなくてもビルマ語が表示される。

    iPadで見たBBCビルマ語サイト。
    ビルマ語フォントがインストールされていなくてもビルマ語が表示される。
    注1)このビルマ語は文字化けしていた。最後に追記あり。2011/12/24追記

    何でだと思って調べてみると、WEBフォントという仕組みを使っていることがわかった。通常、文字を表示しようとするとその文字のフォントがインストールされてないと表示できない。ビルマ語を表示させようと思うと、ビルマ語がインストールされていないと表示できない。今まではこれが当たり前だった。しかし、WEBフォントだとフォントがインストールされてなくても文字が表示できる。インターネットから自動的にフォントをダウンロードするようになっているからだ。これを使うと、フォントが自由にインストールできないiPhoneやiPadでもちゃんとビルマ語が表示できる。素晴らしい! もちろん、ビルマ語だけじゃなく、どんな言語のどんなフォントでもOKだ。

    ただ、全てのビルマ語サイトがWEBフォントを使うように設定しているわけではない。まだまだその数は少ない。多くのビルマ語サイトはWEBフォントを利用していなので、フォントをインストールしていないPCやiPhoneで見るとビルマ語は□□□□□□□□□□としか表示されない。

    ビルマ語版Wikipediaはビルマ語フォントをインスールしないと文字化け

    これらのサイトにビルマ語WEBフォントを適用するうまい方法はないかとしばし考えてみた。おお、そうだ、あれがあった! あれとは、ブックマークレット(Bookmarklet)と呼ばれているあれだ。ブックマークレット?初めて聞く人も多いと思う。簡単に言えば、JavaScriptというプログラムをリンクという形にしたものだ。う〜ん、この説明じゃわからないか。まあ、ここでは理論はどうでもいい。とにかく、ブックマークレットを利用すれば、どんなサイトでもビルマ語WEBフォントを使うことができるようになる、はずだ。それで作ってみたのがこちら。

    ビルマ語表示ブックマークレット(Windows, Mac用)
    Myanmar3
    Zawgyi

    上記のリンクをそれぞれブックマークとして登録するだけでOKだ。ビルマ語が表示されないページがだったら、Myanmar3 または Zawgyi をクリックすればビルマ語が表示される。ブックマークは、ブックマークバーに登録すればより便利になる。ブラウザによって登録方法が微妙に違うので、私の分かる範囲で書いてみた。参考にしてほしい。

    IE8までの場合

    1. ブラウザ上部に [お気に入りバー] が表示されてない場合、ブラウザ上部でマウスを右クリック [お気に入りバー] を選択
    2. [Myanmar3] を右クリックで、[お気に入りに追加] を選択
    3. [作成先] は [お気に入りバー] を選択

    IE9の場合

    1. ブラウザ上部に [お気に入りバー] が表示されてない場合、ブラウザ上部でマウスを右クリック [お気に入りバー] を選択
    2. ブックマークバーのエリアに[Myanmar3] をドラッグ & ドロップ
    3. 同じく、[Zawgyi] をドラッグ & ドロップ

    Chromeの場合

    1. ブラウザ上部に [ブックマークバー] が表示されてない場合、ブラウザ右上の [スパナマーク] [ブックマーク] [ブックマークバーを表示] を選択
    2. ブックマークバーのエリアに [Myanmar3] をドラッグ & ドロップ
    3. 同じく、[Zawgyi] をドラッグ & ドロップ

    FireFoxの場合

    1. ブラウザ上部に [ブックマークツールバー] が表示されてない場合、ブラウザ右上の [ブックマークアイコン] [ブックマークツールバーを表示] を選択
    2. ブックマークバーのエリアに[Myanmar3] をドラッグ & ドロップ
    3. 同じく、[Zawgyi] をドラッグ & ドロップ

    Safariの場合

    1. ブラウザ上部に [ブックマークバー] が表示されてない場合、ブラウザ上部でマウスを右クリック [ブックマークバー] をドラッグ & ドロップ
    2. ブックマークバーのエリアに[Myanmar3] をドラッグ & ドロップ
    3. 同じく、[Zawgyi] をドラッグ & ドロップ

    iPhone, iPadの場合

    iPhone, iPad の場合はiCloudを使っていれば簡単。Mac や Windowsの Safariでブックマーク登録すればiPhoneやiPadにも自動で登録される(同期設定が必要)。でも、単体で登録はちょっと面倒だ。まず、リンクはこちらを使うように。

    ビルマ語表示ブックマークレット(iPhone, iPad用)
    Myanmar3
    Zawgyi

    1. [Myanmar3] を長押しし、[新規ページで開く] 。エラーメッセージが出てくるが、OK。
    2. 白紙のページに変わる。下部の真ん中のアイコンをタップし、[ブックマークに追加]。
    3. [名称未設定] を [Myanmar3] に変更。
    4. その下の [http://javascript:(function……] の部分の先頭の [http://] を削除。
    5. 最後の [/] を削除
    6. 同じように、[Zawgyi] を登録する

    Androidの場合

    Androidのスマホもタブレットも持ってないのでわからない。たぶん、同じようにブックマークを作ればいいと思う。

    ということで、ブックマークレットの登録方法は以上だ。あとは、ブックマークレットをクリックするだけ。これでビルマ語サイトも読めるようになる。たとえば、ビルマ語のウィキペディアも、ビルマ語ブックレートmyanmar3を使えば問題なくビルマ語が表示されるようになる。

    ブックマークレットmyanmar3が適用されたWikipediaビルマ語版。
    ビルマ語がちゃんと表示されるようになった。

    ここで、Myanmar3とZawgyiの使い分けについて。「ビルマ語(ミャンマー語)のUNICODEはUNICODEじゃなかった?」でも書いたように、myanmar3は世界標準のUNICODEに準拠したフォントで、ビルマ語版Wikipedia, BBCビルマ語サイト, MyanmarITProなどが使っている。でも、一般のミャンマー人の間では圧倒的にZawgyi-Oneを使っている人が多い。どちらのフォントを使っているかの自動認識はしていないので、まずどちらかのブックマークレットを試してほしい。間違っていたら、何も変わらないか一部文字化けする。その場合は、もうひとつのブックマークレットを利用してほしい。ただ、いくつかのサイトではこのビルマ語ブックレートがうまく動かない。たとえば、GmailやFacebookなどだ。どなたか解決方法が分かる方がいれば教えてほしい。

    なお、今回はMyWebFontのWEBフォントを利用させてもらった。フリーで使わせてもらえることに感謝します。

    ということで、ビルマ語シリーズもこれで年内に区切りをつけることができてひと安心。だったのだが、ブックマークレットを使ってビルマ語表示をさせる方法を書いたサイト Bookmarklet For Myanmar Font を今頃見つけてしまった。このサイトも同じ方法ですね。私が思いつくんだから、他の人も当然思いつくか。

    来年にはwindows8がビルマ語標準搭載するようになる。「昔はビルマ語を表示させるのに、こんな面倒なことをやっていたんだ」と、このブログが笑い話になるように早くなってほしい。

    注1)ミャンマー人の友人から、このBBCのビルマ語は文字化けしているというコメントをもらった。たしかにそうだ。一見問題なさそうに見えるが、ビルマ語を読める人からすると一目瞭然。この画像はiPadから画面キャプチャーしたものだが、PCだと問題ない。なぜだろう? そこで、自分で作ったブックマークレットMyanmar3を適用してみた。おお、ちゃんと表示された。これがその画面キャプチャーだ。2011/12/24 追記

    iPadで表示したBBCビルマ語版にブックマークレットMyanmar3を適用。
    これで正しいビルマ語表記になった。

     

  • 今年の10月から始めたIT教室、i寺子屋の今年最後の授業が昨日終わった。最後まで来てくれた生徒たちはみんな真面目で楽しく授業を終えることができた。

    授業が終わった後、教室として使わせてもらっているマリカで忘年会をすることにした。飛び入りもあった。ヤンゴンから初めて日本にやってきたカチン族の双子の大学生2人。彼らはマリカのオーナーの息子たちだ。また、大学院でミャンマーのことを学んでいる日本人学生とそのお父さん。そして最後は、カチンの聖歌隊がやってきた。ミャンマーでは、クリスマスになるとキリスト教徒の人たちによる聖歌隊が家々を歌いながらまわっていくという。高田馬場でカチン聖歌隊に出会えるとは幸運だった。

    このときの雰囲気をみんささんにもお送りしたい。iPhone4にスペシャルマイクを付けて録音した聖歌隊の歌。けっこうきれいな音で録音できたので、2曲聞いてください。

    Audio MP3
    カチン聖歌隊の歌 その1

    Audio MP3
    カチン聖歌隊の歌 その2

  • 以前ビルマ語(ミャンマー語)についてブログに書いたのは2009年2月の「ビルマ語をWindowsで~Unicode以前」だった。その後すぐに続編を書く予定だったのが、結局今日になってしまった。3年越しの恋ならぬ、3年越しの ユニコードだ。

    Unicode(ユニコード)とは、コンピュータで文字を扱うための世界標準の規格だ。Unicodeにはビルマ語も含めて世界中の文字が規定されている。このおかげで、コンピュータで簡単に世界各国の文字を見たり書いたりすることができる。ちなみに、ビルマ語はUnicodeの1000番~109F番とAA60番~AA7B番までのエリアを割り当てられている。ちょうど1000番で覚えやすいが、1000といっても16進の1000だから10進で数えると4096番目だ。

    Unicodeの1000番〜109F番はビルマ語の範囲

    AA60番〜AA7B番もビルマ語の範囲

    Unicodeに完全対応したWIndows2000が発売されたのが2000年、すぐには広まらなかったが、2005年あたりから世界で本格化的に普及しはじめた。最近のWindowsもMacもiPhoneもAndroidもすべてUnicodeに対応している。一般の人たちはほとんど意識しなくてもいいが、時々メールやWEBサイトで文字化けが起きたときにShift-JISやらUTF-8やらの言葉が出てくる。UTF-8というのがUnicodeのひとつの規格名だ。世界中のみんながUnicodeを使えば文字化けなどはほとんどなくなるのだが、今は過渡期なので、古いShift-JIS(日本語の場合)なども併用されている。

    Unicode以前は、世界中の文字を統一した規格はなかった。ascii(アスキー)と呼ばれる英語を中心とした文字規格が世界中で使われていたが、その他の言語は各国で独自に標準を決めていただけだ。日本語の場合はShift-JISやEUC-JPなどいくつかあった。中国語やタイ語やヒンディー語などオリジナルの文字を持つ言語も同じように各国が標準を決めていた。

    ところが、ビルマ語は国による標準がなかったため、フォント作成者が文字の配置を自由に決めていたのだ。これが、ビルマ語フォントの最初の混乱だった。日本語ではゴシック体で書いた文字をフォントだけ明朝体に変えてもおかしくはならない。しかし、ビルマ語はフォント毎に規格が違うので一度そのフォントで文章を入力したら他のフォントに変えられないという、奇妙な状況になっていた。この頃一番強かったのがWin Innwaというフォントで、他にAcademy とか CEとかMetrixとかいろんなフォントがそれぞれのキー配置で競っていた。

    2000年を迎え、Unicodeが少しずつ世界に浸透するようになった。Unicode以前はコンピュータで多言語の文書を読み書きするのは面倒なことだったが、WindowsもMacもUnicodeをサポートするようになると簡単に多言語化することができるようになった。WIndowsやMacのOSの中に世界各地の言語のフォントが用意されるようになったのだ。インターネットのWEBサイトで世界各地の文字がそのまま表示されるようになったのもUnicodeのおかげだ。しかし、ビルマ語はなかなかサポートされなかった。

    Windows7の言語設定を見てみる。ミャンマーの隣の国で人口がミャンマーの1/9しかいないラオスのラオス語の設定はできるが、ビルマ語のビの字もミャンマー語のミの字もない。他にももっとマイナーな言語がWindows7に含まれている。ビルマ語がないのは政治的な理由だとしか考えられない。

    ラオス語はあっても、ビルマ語もミャンマー語もない

    ビルマ語がOSに入ってなくても、Unicodeのビルマ語フォントを自分でインストールすればビルマ語のWEBサイトを見ることはできる。でも、何かおかしい。正しく表示できるサイトと文字化けするサイトがあるのだ。調べると、ガガガガガーン!! ビルマ語Unicodeには、UnicodeじゃないUnicodeがあったんだ。そんなの普通Unicodeなんて言わないだろう。 そもそも、ビルマ語「Unicode」で一番ポピュラーなZawgyi-Oneというのが偽Unicodeだった。

    Zawgyi-Oneを使ったWEBサイトの一例
     正しいUnicodeフォントで見ると文字化け   Zawgyi-Oneフォントで見ると正常

    ビルマ語Wikipediaを見ても、ミャンマーのIT関係のサイトを見てもこの問題を憂慮しているミャンマー人のIT専門家が多い。正しいUnicodeのフォントを使うべきだとちゃんと書いている。でも、一般の人たちはこの問題を全然知らないでZawgyi-Oneを使っている。友人のミャンマー人に聞いても、みんなZawgyi-One使いだった。

    問題はZawgyiだけでなかった。Ayarというビルマ語フォントがある。Ayarは最近勢力を伸ばしていて、世界で最も有力なブログシステムWordPressのビルマ語版を出したりして。Ayarのサイトのトップにはこなことが書いていた。

    Unicode is a computing industry standard for the consistent encoding, representation and handling of text expressed in most of the world’s writing systems including those used in Myanmar (Burma). Unicode’s success at unifying various character sets in a standard Universal Character Set has led to its widespread and predominant use in the internationalization and localization of computer software.

    コンピュータ技術でUnicodeがどれだけ大切かを書いている。もっともだ。しかし驚くなかれ、Ayarフォントも偽Unicodeだ。この問題をめぐって時々掲示板などでバトルが繰り広げられているが、Ayarは自分たちのほうが正しいUnicodeだと1mmも引かない。ここまで開き直れるというのもすごい。

    といった具合で、Unicodeでビルマ語も統一されたかと思っていたが、ぐちゃぐちゃ状態だった。でも、世界はミャンマーのローカルな状況とは関係なく動いている。Mac OS X の最新版LIONがビルマ語を正式にサポートした。もちろん正しいUnicodeのビルマ語だ。来年には発売されるというWindows8もビルマ語Unicodeがサポートされる。たとえ今みんながZawgyiやAyarを使っていても、2年後3年後には確実にZawgyi-OneやAyarはすたれてしまう。できるだけ早いうちにZawgyi-OneやAyarをやめて正しいUnicodeに変えたほうがいい。でないと、せっかく自分が書いたビルマ語の文章が2〜3年後には文字化けで読めないという事態になってしまう。

    では、正しいビルマ語Unicodeを使う具体的な方法です。Macを使っている人はOSをLIONに変えて言語設定でビルマ語を設定するのが一番簡単だ。Windowsを使っている人はWindows8が発売されるまで、正しいビルマ語Unicodeフォントを今のPCにインストールしなければいけない。私が知っている限りでは、Unicode5.1に準拠したフォントとして、Myanmar3, Padauk, Parabaikなどのフリーのフォントがある。特に、Myanmar3がビルマ語Unicodeのスタンダード的な扱いを受けているようだ。Wikipediaビルマ語版やBBCのビルマ語サイトなどでもこのMyanmar3を推奨している。でもインストールには注意が必要だ。前回の「ビルマ語(ミャンマー語)の入力方法」でも書いたように、入力システムはインストールせずにフォントのみ(mm3.ttfなどの、TTFファイル)をインストールをしたほうがいい。 こちらのページでMyanmar3のフォントだけをダウンロードできる。

    なお、入力方法については前回のブログに書いたように、BurglishKeyMagicを推奨します。

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