• 昨日、「ミャンマー軍政、軍情報局拘束の約4000人を釈放」という発表があった。軍情報局に拘束されていた人たちという発表なので、政治犯関係の人たちが多く含まれると思われる。この釈放が単なる人気取りなのかどうかは現時点では分からない。他に気になるニュースというと、Myanmar makes possible gesture to Suu Kyi という発信元がロイターの記事だ。タイトルにはアウンサンスーチーと出ているが、内容はスーチーとは直接は関係ない。ビルマ独立の中心グループであった「30人の志士」の一人Bohmu Aungが死亡し、その弔問に軍政高官が訪れ、タンシュエ議長からの弔辞を渡したそうだ。30人の志士たちの死亡に際し、政府が弔問したのは1962年以降はじめてだ。この「30人の志士」のリーダーは独立直前に暗殺されたアウンサン将軍だった。スーチー氏の父である。彼らは独立の英雄たちであり、ビルマ国軍の祖でもある。日本とも非常につながりが深い。本来なら、国家的英雄たちである彼らは国から丁重に扱われるはずであるが、実際にはそうでもなかった。30人の志士の一人であったネウィンが62年より独裁体制を敷くと、自分の権力を守るため、批判的な古いくからの仲間たちを遠ざけるようになった。タイに亡命した者もいる。また、88年以降はアウンサンの娘が民主化のシンボルになってしまい、アウンサン将軍を語ること自体もタブーに近くなってきていた。62年以降30人の志士の弔問が行なわれなかったのはこういった背景があった。それが今回弔問を送ったというのは何かの変化のサインのように見える。

  • IT 16.11.2004 2 Comments

    昨日の記事でK氏直々にクレームが来たので、S氏というように変える。ただ、本人を知る人たちにとっては、KでもSでもバレバレなのだが。
    そのS氏、北朝鮮のスカイプユーザーを探すことにした。スカイプには、「フレンドの検索」といって、性別、国名、言語などで未知のスカイプユーザーを探すことができるのだ。たとえば、女性、ミャンマー、日本語などとすると、「ミャンマーに住む日本語を話す女性」といった条件でスカイプユーザーを表示してくれる。出てきたユーザーにメッセージを送って、相手がOKすればチャットでも音声での会話もできるというシステムだ。スカイプの最大の魅力はこの機能かもしれない。で、S氏は面白半分に北朝鮮、英語で検索してみた。誰もいないだろうと思っていたが、なんと2人出てきた。一人は男性、一人は女性の名前だ。その女性にメッセージを送ってみる。何も反応がないので、やはりだめかとあきらめた頃、メッセージが返ってきた。正直、びびってしまった。本当に北朝鮮なら相手はそれなりの地位にある人物だ。スカイプをやれる人など北朝鮮では特別な人だろうから。また、こちらのIPを調べて私の個人情報がばれたらどうしよう。いやはや、日本人のおじさん二人してだらしがない。

    北朝鮮の女性なる人、「Hello」と簡単な英語は戻ってくるのだが、時々「?;:pa.,@9w+*e」などと文字化けした文字が来る。どうも、ハングル文字のようだ。S氏が使っているノートPCにはハングル文字はインストールしていないので文字化けしてしまっている。こちらを朝鮮語の分かる人間、在日朝鮮人と思っているのかもしれない。相手は英語はあまり得意ではないらしく、ちぐはぐなチャットが続いていたが、突然相手からスカイプ電話がかかってきた。こりゃたまげた。びびりながらも、S氏が接続する。だが、相手の声は聞こえない。使っていたノートPCがPentium200MHzという年代物なので、声が聞こえないのだ。スカイプでは音声通話も暗号化しているのでかなりのCPUパワーを使う。推奨スペックが800MHz以上である。ということで、北朝鮮スカイプの初体験はわけがわからないまま終わった。朝鮮語のわかる方、ぜひ試してみてください。

    ところでこのS氏、たいしたものだ。憶えたばかりのスカイプをどんどん使って世界中の人とチャットしている。物怖じ、躊躇、遠慮などという言葉はこの人には存在しないようだ。さすが営業の達人を自負しているだけある。いや、ちゃかしているのではない。S氏のこういうところは尊敬している。

  • IT 15.11.2004 4 Comments

    以前スカイプの記事を書いたが、最近私のまわりでもスカイプが流行りつつある。といってもまだわずかな人数だ。その少ないサンプルでの経験だが、国内通話だと全く問題はない。ミャンマーは前も書いたように、ミャンマー側の回線がADSLだと何とか使えるレベルである。他には、アメリカに住む友人ともよくスカイプを使うが音質はすこぶる良いし、音声の遅延もほとんど感じない。便利なのは電話をする前に相手の状態が分かることだ。普通の電話だと、かける前に相手がいるかどうかも分からないが、スカイプだと相手のPCでスカイプが起動されているかどうか分かる。ただ、ひとつだけ普通の電話より不便だと思うことがある。電話は子機が付いていてワイヤレスだが、スカイプはコード付きヘッドセットなのでPCの前から離れると話ができなくなる。BlueTooth対応のヘッドセットを買えばいいのだが、まだちょっと高い。安い機種で本体は8,000円程度だが、BluetoothとUSBの変換アダプタが4,000円ほどするので、全部で12,000円。この手のものに1万円以上出すのは躊躇してしまう。今年の末あたりにBluetoothのヘッドセットがいろいろ出てくるそうなので、もうちょっと待ってみることにする。

    ところで、先日K氏が数日間私のところに居候していた。そのK氏が最近凝っているのがスカイプチャットだ。スカイプには文字チャット機能も付いていて、K氏は夜な夜な世界中の人とチャットをやっていたのだ。まず、チャットの相手探し。検索条件は「性別:女性」「言語:英語」。男同士でチャットをしても盛り上がりに欠けるから、これは了解。言語は日本語にすると極端に相手が少なくなるのでこれも英語で妥当だろう。国は、Andrra とか Anguilla とか聞いたこともないような国を最優先。でも、そういう国でチャット相手はなかなか見つからない。結局、台湾、シンガポール、マレーシアなどとなった。”What foods do you like?” などのたわいもない内容だ。面白いのが、ic ic とか、ur とか書いてくる相手が多い。ic とは、I see で、ur は you are である。日本でいうギャル言葉(死語?)といったものか。それで、相手のプロフィールを見ると何と18歳とか22歳とか書いている。おおお!! 40過ぎのおじさんであるK氏は「英語の勉強になる」と言いながら嬉々として20歳前後の娘たちとチャットをしていたのだ。それを横から喜んで見ている私も私だが。でも、ic ic ばかり見ているとそのうち飽きてくる。そこで出てきたのが、North Korea。北朝鮮で検索しても誰もいないだろうと思って検索すると、何と二人いた。
    というところで、続きは明日。

  • 今年の夏、ミャンマーでCBナンバーの100ドル札が両替できなくなったという話題があった。木村氏の記事でも書いている。また、インドネシアでも同じような騒動があった。だが今は沈静化しているようで、この話題もすっかり忘れていた。が、昨日ヨドバシカメラに行ったらある張り紙の文字が飛び込んできた。「CBナンバーの100ドル札は使えません」。一瞬、なぜかバンコクあたりの雑踏に紛れ込んだような気がした。ドル偽札というと反射的に東南アジアが頭に浮かぶからだ。

  • 11月6日のブログで書いた「世界仏教サミット」だが、主催者である「念佛宗」がキャンセルを決めた後、ミャンマー政府独自で開催することが決定した。ミャンマーの国営紙、New Light of Myanmar の火曜日の記事に出ている。外電では、Myanmar to go ahead with Buddhist summit even without Japanese sponsorMyanmar to host world Buddhist summit as scheduled などの記事が出ている。40以上の国や地域から参加するとなっているが、開催まで1ヶ月足らず、実際にはどういうものになるのであろうか。

    それにしても不思議なのは日本ではどこも報道していないということだ。ブルネイの新聞でも報道しているのに何でだろう。念佛宗側のコメントのひとつでも取ってきてほしい。やはり、日本のマスコミでは新興宗教がらみはタブーなんだろうか。

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