• 今回の地震で世界中が日本を心配してくれているが、ミャンマーからも応援が届いた。

    日本ミャンマー合作映画『血の絆』の主演女優、池田美冬(麻生あかり)さんがヤンゴンで仲間と一緒にチャリティーバザーを開いたのだ。1日で日本円にしてなんと50~60万円集まった。日本と比べると1/10以下の物価、給料5,000円が普通の国でこんなに集まるとはすごいことだ。彼女から日本の友人にその様子を書いたメールが届いたので、本人の了承でここに転載します。

    以下、池田美冬さんより、
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    実は地震後、狂ったようにインターネットを見て、映像が流れるのを食い入るように毎日見ているうちに眠れなくなり、食べれなくなり鬱にはいりました。自分でできることを真剣に考えて、何ができるのか何をするべきが考えました。ここでは簡単に募金もできません。
    そこで思いました。芸能人の真似事をしてきて、7年にもなり、今何かしないと絶対に後悔する。そこでもう一人の日本人女性と二人で4月の9日にチャリティーバザーを開催することになりました。

    52区画。ミャンマー人が進んでお店の場所代を寄付として提供してくれました。芸能人崩れの為か、知られているのがいい方に転がったのか、皆すぐに私を信用し、何も言わずに協力してくれます。あさってです。死ぬ気になって成功させます。たとえ日本円で少ない額でも、ミャンマー人が日本人のために進んで寄付してくれる。寄付したかったんだけどどこにしたらいいのか分からなかったから・・。ありがとう。逆に言われました。

    たいした金額にはならないかもしれない。それでもこの貧しい国の人々がほんとに日本のことを心配して、自分のできる額で寄付してくれた。このお金はこの価値は絶対にその額以上のものだと、私は思います。そして今こそ声を大きくして言いたいです。ミャンマー人だって悪いニュースばかりではなく、日本のことを思い、心を痛めて協力しようとする温かい心をもっているのだと。

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    エピソードを少しだけ。
    バザー区画があと1つを残して完売した夜のこと。私の夫の所へ電話が来ました。「何で俺の所に真っ先に連絡して来ないんだ?俺は日本の会社と取引してるんだ!これで日本を支援できるチャンスがあるのに俺が何もしなければ、どんだけ顔がつぶれると思うんだああ、ばかやろ~~。何が何でも場所をとっておけ!」電話は切れました。この電話で完売しました(笑)

    その夜他の男性からの電話「バザーでゲーム(輪投げとか、ダーツとか)をお金をもらって遊ばせて、そのお金を全部寄付しようと思ったのに、ゲームを手伝ってくれる人がどうしても足りません。すみません、すみません。これからお金をかき集めるので寄付として受け取ってもらえませんか?」学校の先生だったそうです。

    ある夫婦。もう数店舗必要なので、思い出してある男性に電話しました。確か奥様お土産やさんしてますよね?もちろん強制ではないのですが、こういう企画があって・・・。旦那様は興味あるのですぐに家内に電話して聞いてみます。すぐに返事が来て、「こういう企画に参加させてもらうことができて、本当にありがとう。間に合ってよかった」と逆に御礼を言われました。

    仲のよい友達。彼女はホテルで働いていますが、それほど裕福ではありません。なので、2日前に電話をしてこういう企画があるのだけれど、是非バザーに遊びに来てね、あと、共通の友達がお店を出すから手伝ってあげてねとメールをしました。するとすぐに電話が来て、「こういう事を聞いて参加しないでいられるわけない! 友達と共同でお金を出すから、場所を確保してね」と言われました。

    このバザー、お店の為の場所代を頂き、それを全て寄付に回します。来てくれたお客さんからは募金をしていただければ、ありがたくいただきます。その場所代。日本円で6000円。けして安くないです。出してくれる人は皆、売って利益を得ようとは思っていません。皆言います。寄付だから。売れなくてもいいんだよ。みんな寄付したかったんだけどどこにしたらいいのか分からなかったからよかった・・・
    私たちも別にPRするつもりはないんです。ただ、ここにいるミャンマー人だってやさしいぞ!!と、自慢はしたいけれど(笑)

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    バザー終わりました。日本円としては少ないですが50万円から60万円は集まりました。皆さん本当に快く寄付してくださいました。お店も全て完売。人もまあまあの賑わいでした。

    ある日本人が場所のみを購入し、そこに孤児院の10人くらいの子供たちが手作りのキーチェンやタオル、ティッシュいれを売っていました。皆孤児院の子供たちと知っていますので、協力して買って行きます。日本円で1万円くらい売り上げがありました。よかったな~と思っていたら。しばらくして子供たちが皆集まってきてこう言いました。サイクロンの時日本人に本当に助けえてもらったから、今度は僕達の番です。材料費も取らずに全て寄付していきました。
    このお金が、心が少しでも日本に届きますように・・

    池田 美冬

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  • 地震, 日本 2011/04/09 No Comments

    今回の地震で被災した日本人の行動が海外から賞賛されている。しかし、政府や東電の対応があまりに情けない。この違いすぎるふたつ、どこかで聞いたような話だ。

    イギリスでは、英第14軍司令官スリム中将が回想録Defeat into Victoryでインパール作戦を痛烈に批判しており、「日本陸軍の強みは上層部になく、その個々の兵士にある」と下士官兵を賛辞する一方で高級指揮官については「最初の計画にこだわり応用の才がなく、過失を率直に認める精神的勇気が欠如」「日本の高級司令部は我々をわざと勝たせた」と皮肉っている。また、ウィンゲート旅団参謀長のデリック・タラク少将は著書で「牟田口中将の作戦指導については、イギリス側から全く評価されていない。」と記している。軍事史研究者のジョン・フェリスは「無能」の一言で切り捨てている。

    これは歴史的敗北となったインパール作戦の責任者、牟田口中将のことが書かれたWikipediaのページにある。彼は部下をよく怒鳴り散らしていたという。ますます管首相と重なってくる。一般の日本人は賞賛されるがリーダーとなる日本人は無能、このふたつは大いに関連性があるようだ。

    無謀を絵に描いたようなインパール作戦、結局多くの命を奪った大敗北となってしまった。最初から日本兵が弱ければこんな作戦も立てなかっただろう。日本軍では現場が優秀でがんばったため、無能なリーダーでも勤まっていたのだ。

    今回の地震でも地元の人たちが助けあって秩序を保っている。政府がなくてもいいのかもしれない。今の政府は自衛隊の派遣と米軍の援助受け入れの決定は早かったが、それ以外は何もしていないように見える。それに対して、被災者も大きな声を上げない。日本人は為政者を「お上」と言ってきたように、天災を我慢するのと同じように「お上」にも我慢してきた。

    それに、政治をおおっぴらに語るのがはばかられていた。親しい間では政治の話をしても、それ以外ではあまり語らない。私もブログでは日本の政治の話は極力避けてきた。変に波風を立てたくなかったからだ。政治を語るのは政治家とマスコミだけ。しかし、自分たちが黙ることが無能なリーダーを生む手助けになっていたのなら、変えなくてはいけない。

    日本のリーダーはいつも愚かなわけではない。明治維新、戦国時代、非常時には有能なリーダーが数多く生まれてきた。非常時となった今の日本、私たちでリーダーを変えていくしかない。

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  • 地震, 日本 2011/04/05 No Comments

    友人の両親が福島から避難してきた。彼の実家は福島第1原発から半径20km以内、避難勧告が出ている地域だ。

    父親は今は引退しているが、数年前まで第1原発で働いていたという。原発近くに住む人たちは原発関係者が非常に多い。直接の仕事で半数、間接的なものも入れると大部分の人たちが原発と関係してしてるという。今も第1原発で命がけで働いている人たちの多くは地元の人たちだ。

    友人の話だと、原発で働いている地元の人たちは、将来第5第6号機は再開すべきだと思っているという。原発に依存しなければ生活が成り立たなくなっているのだ。一番の被害者が原発の存続を望まざるをえないとは、酷な状況だ。

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