インド・ASEAN自動車ラリー

ミャンマー時事

23日から、インド・アセアン自動車ラリーが始まった。インドのアッサム州 Guwahati を出発し、インドネシアのBatamまで至るというラリーだ。途中、ミャンマーを通過する。ルートについての説明を見ると、
23rd Nov Guwahati 0700 hrs Kohima 1800 hrs
24th Nov Kohima 0600 hrs Nov Moreh 1647 hrs
25th Nov Tamu 0500 hrs Mandalay 1708 hrs
26th Nov Mandalay 0500 hrs Loilem 1805 hrs
27th Nov Loilem 0500 hrs Kengtung 2113 hrs
28th Nov Kengtung 0700 hrs Tachilek(Border) 0936 hrs
というような予定だ。今日25日から28日までがミャンマーステージだ。ミャンマーを通る国際的な自動車ラリーというのは初めてだろう。今日のタムーからマンダレーへのコースであるが、以前ここのルートを路線バスに乗ったことがある。モンユワを過ぎてからカレーワへ至る道はすごかった。車高を思い切り上げたおんぼろバスは、一昔前の中国の人民バスのよう。そんなバスで夜通し走ったのだが、今にも横転するのではないかというほど大揺れ。道は大きな穴ぼこだらけだった。これぞ本物のラリーコースかもしれない。

今年から始まったこのラリーであるが、産経新聞に「インドとASEANが急接近 経済交流拡大 対中戦略で思惑一致」という記事が出ていた。中国への警戒感からインドとASEANがお互いに近づきつつあるという見方である。単なる自動車ラリーも、こうした国際関係の立場から見ると違ったものに見えてくる。