最近、動画撮影に凝っている。
去年買った一眼デジカメ EOS 5D MkII に動画撮影機能があり、1080pのHD動画(ハイビジョンビデオ)が撮影できる。その辺ののビデオカメラよりずっと画質がいいし、特に暗いところに強い。ということで、よく聞きに行っている中野渡章子さんのなあ〜じゅでのライブの様子を撮影し、PVっぽく編集してみた。私にとって処女作だ。許可をもらい、Youtubeにアップした。
小林創(p.) 加藤人(b.) 日高弘(dr.) 中野渡章子(vo.)
ユニコード(Unicode)とビルマ語の話を書こうと思ったら、Unicode以前の話も書かないとわかりづらいということで、前半と後半に分けることにした。前半は、Unicode以前、後半はUnicodeの話だ。もしかしたら私の無知や勘違いがあるかもしれないので、間違いがあったらご指摘を。
Windows95や98の時代は日本語Windowsでビルマ語を表記するのは大変だった。特に2階建て文字のような特殊文字を表示するのが難しかった。当時、文字は1バイト(8ビット)容量の中で扱われていた。8ビットだから256種類だ。256種のうち、前半はアスキー(ASCII)文字と言われる標準的なアルファべトと記号の範囲で、後半は各言語の独自の規格の部分になった。タイ語やアラビア語、日本語の半角カタカナなどがこの後半部に入れられた。なお、日本語や中国語の膨大な数の漢字は、2バイトコードという別システムになっていた。前半のアスキー文字の部分は世界中のパソコンで共通、後半部は各言語で規格が違っていた。タイ語の場合はこの後半部に必要な文字が全部入っていた。日本語の半角カナもこの後半部にあった。前半部のアスキー文字は世界中のパソコンでそのまま正しく入力できるようになっていたが、後半部の文字に関しては各国で独自仕様になっていたため、各国語のWindowsを使わないとその国の言語を表示するのが難しかった。たとえば、コピーライト記号「©」は当時の日本語Windowsでは表記できなかった。強制的に「ゥ」になっていたのだ。
ビルマ語の場合は、前半部のアスキー文字のところにビルマ文字を当てた。基本文字は昔からあったビルマ語タイプライターの位置をそのまま当てはめたものが多い。基本文字は前半部に入ったが、特殊文字はこの範囲には入らなかったので後半部に入った。日本語Windowsの場合、後半部は強制的に日本語規格で文字を扱おうとするソフトが多かったので、後半に入ったビルマ語特殊文字の入力や表示が難しかった。また、文字コードに関する国家規格がなかったため、後半部に入れた特殊文字の場所は各フォント製作者が勝手に決めてしまった。各フォントで微妙に違う文字が表示されうるのは、これが原因だ。
上記は2種類のビルマ語フォントの文字コード表であるが、同じビルマ語でありながら文字位置がかなり違う。特に後半部はまったく違う。それと、当時の日本語Windows95や98だと後半部の特殊文字は正しく表記するのが難しかった。ただし、英語OSの場合は、この特殊文字も問題なく入力、表示ができていた。というのが、Unicode化する前のビルマ語入力の状況だった。
ただ、私の場合はそんなことよりも、ビルマ語文字の読み書きがほんの少ししかできないという根本的問題があるのだが・・・
ビルマ語のWord入力で相談を受けた。特定のビルマ語文字がWordで書けないという。Wordとビルマ語については3回目の相談メールだった。
1回目は、2階建て文字のような特殊文字が打てないという連絡だった。特殊文字については、以前の日本語Windowsは半角カタカナと文字コードがバッティングするため、ビルマ語の一部文字が表記できなかったということがあった。最近はユニコード化されたためか、この問題は起こらない。今回の問題は、キーボードでは入力できない位置の文字だったので、文字コード表を使って入力してもらうようにした。
2回目は、ダードゥエの文字(3に似た文字)が入らないというSOSだった。私もやってみたがだめだった。でも、ワードパッドだと入る。こりゃWordお得意の「余計なお世話」か? このダードゥエのキーはシングルクォーテーションの場所だ。ネットで探すと、「Wordは半角のシングルクォーテーションを自動的に全角に変換する」とあるではないか! 知らなかった、、、のは私だけか?結局、オートコレクト設定の中の「シングルクォーテーションの半角を全角に変更する」のチェックを外すことで、入力できるようになった。ついでに、他のやばそうな自動変更もいくつか外すことにした。
3回目が今日(もう昨日になった)だ。ビルマ語での重さの単位、ペイタの文字が入らないという。私のWordでも同じ症状だ。う〜ん、この間オートコレクトは外したのになぜだ? この文字は¥の場所にある文字だ。欧文キーボードだとバックスラッシュだ。バックスラッシュを自動的に¥に変えているのだ。バックスラッシュと¥は、ディレクトリの区切り文字に使う特別な文字なので、昔は自動的に変わるのが普通だった。でも、ユニコードの今でも自動的に変わるのはなぜか? またワードパッドでやってみた。あれっ、ちゃんと入力できる。調べることしばし。やはりWordの余計なお世話だった。オプション設定の互換性のところに、「バックスラッシュを円記号(¥)に変換する」というやつだった。ついでに、余計なお世話っぽい設定を徹底的に外すことにした。
ビルマ語の文章を書くことなどできない私だが、今回の相談のおかげでWordがずいぶんと素直なWordになった。
2月7日から横浜や東京であやつり人形劇が開かれる。公式サイトの紹介文を転載すると、
http://www.puppet.or.jp/puppetArchives/entryarchive/new_2.html
「ヨウッテー・ポエー」は、18〜19世紀、王侯貴族から庶民まで、多くの人たちから熱狂的に愛された人形芝居です。来日する「マンダレー人形劇 場」は、1986年に当時人気の衰えていたこの人形芝居の活性化を目指して、優れた演技者、演奏家たちを迎えて設立されました。日本では2002年に全国 5都市で公演を行い、好評を博しました。その後、2007年にはアジアの人形劇ワークショップのために数名が来日、若手によるデモンストレーションが実現 しましたが、本格的な舞台は実に5年ぶり、待望の来日公演となります。
十数本におよぶ糸でたくみに操られる、きらびやかな人形たち・・・。繊細でリズミカルな人形の動きに音楽が合わさり、さながら「人形オペ ラ」のような華麗な舞台が展開します。78才の長老ウー・パンエーを中心に国内外で活躍する演技者によってお届けします。日本ではなかなか目にすることの 出来ないミャンマーの伝統芸能を、この機会に是非ご覧ください。
この「マンダレー人形劇 場」の人形劇は10年ほど前にマンダレーで見たことがある。生き生きとした人形の動きは見事だった。でも、言葉が分からないしストーリーもなじみがないので分からなかった。日本公演だと日本語による解説がつくのでそのあたりはだいじょうぶだ。
「ミャンマーレストランに行ってきた」のコーナーにカチン料理のレストラン、「マリカ」をアップした。
http://www.ayeyarwady.com/myan_restaurant/malihka/
ミャンマーは他民族国家なのでビルマ族以外にもシャンやカチンやその他の民族がたくさんいて、それぞれ独自の料理がある。でも、現地に行くと意外と地元の料理を出す食堂は少ない。今までカチン料理の店というと、ヤンゴンで一軒だけしか知らない。そのカチン料理の店が高田馬場にあるのだ。東京近郊の方、珍しいカチン料理を楽しんでほしい。珍しいだけでなく、店主のデビット(クリスチャン名)さんが工夫したカチン料理は日本人の舌にも合う。
おすすめ。
今日、ヤンゴンに住むミャンマー人の友人とチャットをした。去年のサイクロン以後、ボランティアで現地に何度も行っている人だ。その彼がひさしぶりに現地の学校に机などの備品を届けに現地へ行ってきた。現地はかなり復興し、家なども以前の様子に近づいてきたという。それでもというか、もうというか、その村では米作は去年の60%ほどらしい。その彼が、「働かない人が多い」と突然チャットでタイプしてきた。えっ、、、予想していなかった言葉で、私の手も止まった。彼の話ではこうだ。去年の12月終わり(ついこの間だ)までNPOやNGOの援助があったため、働かなくても十分食料はあったという。それで、こういう状況に慣れた人たちがすっかり働かなくなったという。
なるほど・・・私が同じ立場だったら同じように働かなくなるかもしれない。いや、絶対そうなるだろう。つぶれてしまった共産国の人たちも、援助慣れでスポイルされてしまった人たちも、日本で楽な生活に慣れた人たちもみんな同じ弱い人間なんだろう。
援助が終わった後、本当の復興の始まる。
あけましておめでとうございます。
ブログの最後の更新を見ると、なんと去年の8月。おお、5ヶ月近く経つんだ。今年はもうちょっと更新回数を増やさねば。でも、最近ミャンマーに行ってないので、その他の話題が増えます。ついでに気分転換でデザインも変えました。
ということで、今年もよろしくお願いします。
3ヶ月近くのごぶさたです。
はい、ちゃんと生きてました。
NHKが放送していた北京オリンピックの開会式の中継をながら族で見ていた。今回のオリンピックで一番興味があるのは本来のスポーツ以外の部分だ。これはみんなもそうだろう。ところがNHKのアナウンサーの口からはそういう問題がほとんど出てこない。まあ、開会式中継だからしょうがないのかと思っていたら、ミャンマー選手団が出てきた。10名前後(だったと思う)の少人数だ。
「今年はサイクロンの被害で・・・」
と、女性アナ。次に出てきたのが、
「軍事政権による弾圧が続くミャンマー・・・」
お〜〜、ミャンマーだけは政治問題を出すのか。北朝鮮選手団のときに核問題や拉致のことなど出てこなかったし、開会式全体を通して中国のチベット問題や人権、民主化問題は完全スルー(ながらだったから聞き逃した?)だった。
力と金をもっている子が悪さをしても見て見ぬふりだが、力も金もない子が同じ悪さをするといじめられる。子供の世界も国際関係もNHKも同じだ。と思ったが、違うかもしれない。台本を書いた記者は「軍事政権による弾圧」というのを政治問題として意識していなかった。ミャンマーという固有名詞に付く、単なる枕詞として無意識につけたとも考えられる。う〜ん、こりゃけっこう深い問題かもしれない。
2日ほど前、あるメーリングリストでサイクロン被害の様子を写したという、10枚近くの写真が入ってきた。海岸の波打ち際に横たわるいくつもの遺体、テントの中で変わり果てた姿を見せる多くの幼児、、、直視できないような写真だ。でも、何かおかしい。海岸には立派な建物が並び、救助活動している人はタイ語の文字が入った服を着ている。これらの写真を受け取って数時間後、訂正メールが入ってきた。これらの写真はスマトラ沖地震のときのものだった。
同じ写真が私の日本人の友人のところにもサイクロン被害の写真として届いた。もう世界中を巡っているのだろうか。単なる愉快犯の仕業と思われるが、ひどい話しだ。去年の民主化デモのときも、出所が分からない写真が出回っていた。ニセ写真にはご注意を。
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