ヤンゴンのタクシーでまけてくれた

ヤンゴン, ヤンゴン生活

今日はオバマがミャンマーにやってきて、ヤンゴンではオバマの話題で盛り上がっている。さっき乗ったタクシーでも、ラジオの生中継番組を流れていた。「今、アメリカの大統領オバマがアウンサンスーチーの家に入って・・・」

タクシーといえば、一昨日の夕方のことだ。ヤンゴンのタクシーの料金は交渉制、一昨日は3500チャット(340円)で交渉成立。運転手は寡黙だったが、目的地近くになって「どこの国?」という話になった。90年台の頃はすぐに日本人と言い当てられたが、2000年台になって、韓国人?と言われることが多くなった。ヤンゴンでは日本人よりも韓国人のほうが増えたためだ。この運転手も私がどこの国の人間か分からなかったようだ。

日本人だと答えると、急に「日本はミャンマーを助けてくれてありがとう」と言われてしまった。どうも、円借款をチャラにしたり最近の日本の援助に対する感謝のようだ。その後に続いたのは、「日本人だから3,000チャットでいいよ」。

値段交渉成立後に安くしてくれると言われたのは初めてだ。嬉しい申し入れだったが、「ありがとう、でも3,500チャットでいいよ」と、3,500チャットを渡して車を降りた。

でも、素直に3,000チャットを渡したほうがミャンマー的には良かったかもしれない。せっかく運転手が功徳を積めるチャンスだったんだから。