ヤンゴン家計簿3月27日 | 国軍記念日 & ミャンマーコーヒー

ヤンゴン生活,

今日は国軍記念日で休日。日本の軍政下にあった昭和20年のビルマで、日本に対して反旗を翻した日だ。

 3月27日の家計簿(為替レート 1円=9.455チャット)

 いつもの雑貨屋で買い物

  • コカコーラ 1.25L 900Ks
  • スプライト 425mL 300Ks
  • ポテトチップス 500Ks
  • タミンチャウジョー(スナック) 200Ks
  • トーフジョー(スナック) 200Ks

合計 2,100Ks(222円)

今日は国軍記念日で休日なので、大学は休み。修了式に備えて Mya Nandar の歌の練習をした。先生がプリントしてくれた歌詞を教室に忘れてきたので、自分でPCに打ち込むはめになった。おかげでビルマ語のタイピングの練習にはなったが。

 私の住むアパートの1階は小さな雑貨屋になっていて、よくおばあちゃんが店先に座っている。このおばあちゃんは私のビルマ語の先生でもある。分からない言葉があると、彼女によく聞いているからだ。また、戦時中を知っている彼女は私によく日本兵の話をしてくれる。ヤカインのタンドウェにいた彼女は日本兵に悪い印象はなかったようだ。

そのおばあちゃんが、今日の国軍記念日のことを話してくれた。日本軍政下にあったビルマで、アウンサン将軍率いるビルマ国軍が日本に反旗を翻した日だ。このことをおばあちゃんは申し訳なさそうに話しをした。私が日本人だということを気遣ってのことだった。

 今日は昨日に引き続き、今まで書き残していたことを書く。それはコーヒー。ミャンマーはイギリス植民地だったせいかミルクティーが有名だが、コーヒーもそこそこ飲む。一般の人たちはコーヒーミックスという砂糖やミルクも一緒になったインスタントコーヒーをよく飲むが、コーヒー豆を売っているコーヒー専門店もある。

コーヒー専門店の豆
スーレーパゴダの近くにあるコーヒー専門店で買った豆。

 ヤンゴンに移住してから10種類近くの豆を買ってきた。ミャンマーのコーヒーの特色として、深煎りが多い。それもかなり深いやつだ。酸味はほとんど感じないものが多い。元々深煎りの好きな私なので喜んで買っていたが、ちょっと煎りすぎではと思うようになった。深煎りというよりも単に焦げているのではと思うようなものもあった。

ミャンマーのコーヒー豆
深煎りの豆が多い。豆が不揃いのものもけっこうある。

 そんなコーヒーばかり飲んでいた私にWさんが Ananda のコーヒーをプレゼントしてくれた。おおお、今までと違うぞ。これも深煎りなのだが、程よく抑えた深煎りだ。酸味もちょっとあるし、香りもいい。豆を見ると大きさが均一で形の揃った豆ばかりだ。煎り方も均一で色が揃っている。日本で売っている豆だと当たり前かもしれないが、ミャンマーだと大きさもバラバラ、煎った後の色も不均一のものが多い。

Arnandaのコーヒー豆
Arnandaのコーヒー豆。200gで2,500Ks。

 すっかりAnandaファンになってしまった。200gで2500Ksと、他の豆に比べると倍ぐらいの値段がするが、満足感が全然違う。いつも200g入りを3パック買ってきて、すぐに冷蔵庫の冷凍室に入れるようにしている。温度の高いミャンマーで室温で保存していると、あっという間に豆が劣化してしまうからだ。冷凍室だとかなり長期間保存してもだいじょうぶのようだ。豆の産地はピンウールィン。やはり、ここの豆がミャンマーでは一番多い。

冷凍室に入れたコーヒー豆
購入した豆は冷凍室へ

 この Ananda コーヒー、シティーマートなどのスーパーでも売っているが、豆でなく挽いて粉になったものだけだ。豆のままで買いたい場合は、ダマゼディー通りにあるマーケットプレイスに行かないといけない。1階の真ん中あたりに、Anandaコーヒショップがある。フランス系の店だという。

Anandaコーヒーショップ
マーケットプレイスの1階にあるAnandaコーヒーショップ。

マーケットプレイスの2階がシティーマートだ。ここのシティーマートがヤンゴンで一番品揃えが豊富だ。注意しないとコーヒー豆を買いに行ったのに、他のものも買ってしまったということによく起こる。

ヤンゴン生活,

Posted by 後藤 修身