『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』の試写会に行ってきた

ミャンマー絡み

日経ホールで行われた、『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』の試写会に行ってきた。アウンサンスーチー役のミシェル・ヨーはビルマ語も上手く熱演だった。家族の物語として見ると、丁寧に描いてなかなかいい映画だった。しかし、話の中心がミャンマー国内に移ると急に粗雑な映画になる。

なんでスーチーさんとお母さんが英語でしゃべるんだ? 学生も英語だ、あれ、将軍同士だとビルマ語だ。首長のパダウン族や顔面刺青のチン族がなんで出てくる? 将軍たちの場面は典型的なB級映画、出来の悪い007かバッドマンのようだ。ビルマ国内のことももっと丁寧に描いてほしかった。

ミシェル・ヨーの素晴らしい演技に感動していた私だったが、しらふに戻ってしまった。