うわさ

ミャンマー時事

昨日7日、ヤンゴンでは「爆発事件が数カ所で起きたと」いう噂で大変だったようだ。噂大国ミャンマーでも昨日の噂はかなり信じられたようで、Myanmar woman dies of heart attack in bomb scare と、ロイター電のニュースに出ていた。なんと、23歳の女性が噂を聞いた後心臓発作を起こして死亡したという。また、数カ所の学校に爆弾が仕掛けられたという噂で、親たちが学校へ殺到したため交通渋滞が起きたとも書かれている。日本の某掲示板にも、爆発事件が起きたという書き込みがヤンゴンの日本人からあった。結局は完全なデマだったのだが、これほど混乱したのはなぜだろう。どこかの組織が意図的に一斉に噂を流したとしか思えない。

今回のように、注意していても情報に振り回されることがある。ついこの前のフィリピンの元日本兵の話では日本のメディアが完全にだまされてしまった。その前にブログで書いた「ヤンゴン爆弾テロ事件、初めての犯人報道」で、上海発のロイター電を紹介したが、後追い報道は全くない。これもガセネタだったかもしれない。それとも、上海発ということで、政治的な背景を疑うべきだったのか。