ミャンマー時事

ミャンマーでの津波の被害については、6日の国連やWFPの発表によると、ミャンマー政府発表の数字とそれほど大きくは違わないようだ。しかしそれまでは、政府は真実を隠しているのでなないかという論調が海外のメディアに多かった。やはり、ミャンマー政府が詳しい情報をオープンにしなかったせいだろう。この件に関して、「Secrecy hinders damage assessment in Myanmar」 ...

ミャンマー時事

スマトラ沖地震による津波の被害について、ミャンマー政府は相変わらずわずかな情報しか出さない。1月2日付のNew Light of Myanmar で、「59名死亡、17村の592家屋が破壊され、3,205名が家屋を失った」という簡単な内容が最後の公式発表である。

では、実際の被害はどうなのか。
周辺国への津波の影響を計算して可視化したページがある。これを見ると、プーケット ...

ミャンマー時事

あけましておめでとうございます。
去年はこのブログにつきあっていただきありがとうございました。

去年のキンニュン失脚とそれに伴う様々な動きも、最近はすっかり沈静化し、2005年の政治はこのまま安定化するかのように見える。今年考えられる、三つの変動要素を上げてみたい。MI弱体化の影響、2006年のASEAN議長国、中国の動向である。

MIの現状がどうなっているか ...

ミャンマー時事

今回のスマトラ沖地震では津波で甚大な被害を周辺諸国に与えているが、ミャンマーからのニュースが非常に少ない。最初に入ってきたのは、最南部、コータウンで10名死亡というニュースで、次に、イラワジデルタで36名死亡のニュースだった。他国は映像とともに刻々と被害状況が入ってきているが、ミャンマーだけは情報不足のままである。最新のニュースだと、ヤンゴンのユニセフ事務所からの報告がある。これによると、「 ...

ミャンマー時事

21日にヤンゴン、24日にカレン州のパアンで爆弾事件があった。朝日新聞によると、21日の事件は、「強壮なビルマ学生戦士」(1999年にバンコクでミャンマー大使館占拠事件を起こした)による犯行声明が出ている。24日の事件については、珍しく国営紙の New Light of Myanmar がこの事件を報告している。

ミャンマーは少数民族の独立闘争が長く続いていて、国境地帯では今でも ...