うれしいニュースと原発のニュース
うれしいニュースがあった。仙台に住む友人のSさんから連絡があったのだ。Sさんとはミャンマー関係が縁で15年ほどの付き合いになる。Sさんは数年前から故郷である仙台に住んでいるのだが、地震が起きてからずっと連絡がつかなくて心配していた。それが、3時間ばかり前に電話がかかってきて無事だということが分った。NTTの災害用伝言ダイヤルとGoogleのPerson Finderには代理で生存報告をした。
これで少し霧が晴れたような気になった。今回の地震、地震が起きた直後より最近のほうが気が重くなってきていた。足が地に着かないというか、日常なのに非日常といった感覚だ。友人と連絡がつかなかったというのも原因のひとつだったが、原発事故の影響が大きい。
一部のメディアや反原発の人たちによる恐怖を煽るような情報、それに対して状況説明だけで要領を得ない政府や東電の説明。今回の事故について全体像が見えてこないし、最悪の状況になったときに自分が住んでいる東京まで影響があるのかどうかさえ分らない。まだしばらく霧は晴れそうにない。
関連記事
東京電力が計画停電
ヤンゴンではずっと計画停電を行っている。時期と場所によって違うが、1日2~3時間 ...
ミャンマーの動物と自然の写真集、Mother of life, the river AYEYARWADY
ミャンマーの動物、自然を撮り続けている大西信吾さんの写真集『Mother of ...
チベットとヤンゴン
チベットには行ったことはないが、隣のインド国内にあるラダック(ここもチベット人ら ...
趙紫陽とアウンサンスーチー
中国の趙紫陽氏が重体だという(朝日新聞記事)。趙紫陽氏は89年の天安門事件のとき ...
9月17日にミャンマーへ向かいます
「8月末にはヤンゴンに引越しするぜ」 と言っときながら、送別会ばかりでなかなか準 ...
ディスカッション
コメント一覧
Sさん無事、だったのですね!私も心配で何度もグーグルで探してました。報告してもらってありがとうございました。とにかく無事でよかったです。避難所にいらっしゃるのでしょうか?
確か、Sさんを私に紹介してくれたのは後藤さんでしたものね!
あれからもう15年くらいたつかな。Sさん、いつもの元気な声でした。親戚の家にいて、電気だけは来ているそうです。