うれしいニュースと原発のニュース
うれしいニュースがあった。仙台に住む友人のSさんから連絡があったのだ。Sさんとはミャンマー関係が縁で15年ほどの付き合いになる。Sさんは数年前から故郷である仙台に住んでいるのだが、地震が起きてからずっと連絡がつかなくて心配していた。それが、3時間ばかり前に電話がかかってきて無事だということが分った。NTTの災害用伝言ダイヤルとGoogleのPerson Finderには代理で生存報告をした。
これで少し霧が晴れたような気になった。今回の地震、地震が起きた直後より最近のほうが気が重くなってきていた。足が地に着かないというか、日常なのに非日常といった感覚だ。友人と連絡がつかなかったというのも原因のひとつだったが、原発事故の影響が大きい。
一部のメディアや反原発の人たちによる恐怖を煽るような情報、それに対して状況説明だけで要領を得ない政府や東電の説明。今回の事故について全体像が見えてこないし、最悪の状況になったときに自分が住んでいる東京まで影響があるのかどうかさえ分らない。まだしばらく霧は晴れそうにない。
関連記事
ビルマ語(ミャンマー語)をWindowsで~Unicode以前
ユニコード(Unicode)とビルマ語の話を書こうと思ったら、Unicode以前 ...
人前での話しがうまくなった?
先週のことだが、ミャンマーソサエティで「もうひとつのミャンマー」という講演会をや ...
ビルマ語(ミャンマー語)のUNICODEはUNICODEじゃなかった?
以前ビルマ語(ミャンマー語)についてブログに書いたのは2009年2月の「ビルマ語 ...
『メフェナーボウンのつどう道』古処誠二
ビルマ戦線関連の本でこんな素晴らしい小説があるとは知らなかった。感動的ドラマや壮 ...
中国の反日デモと60年代のヤンゴン
1ヶ月ぶりの更新になってしまったが、ご容赦を。 最近の中国での反日デモを見ていて ...
ディスカッション
コメント一覧
Sさん無事、だったのですね!私も心配で何度もグーグルで探してました。報告してもらってありがとうございました。とにかく無事でよかったです。避難所にいらっしゃるのでしょうか?
確か、Sさんを私に紹介してくれたのは後藤さんでしたものね!
あれからもう15年くらいたつかな。Sさん、いつもの元気な声でした。親戚の家にいて、電気だけは来ているそうです。