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■ カヤンチンティトウ(トマトの和え物)550円
■ パズンヒン(えびカレー)800円
■ オゥンノカウスエ(ココナッツラーメン)800円
■ カズンユエジョー(空心菜炒め)850円
■ チャーザンチェ(春雨とチキンのスープ)780円
■ ラペッイエ(ミルクティー)400円
「ジークエ」、ミャンマーでは幸運の鳥だと言われている「ふくろう(みみずく?)」という名のこの店は、店主のソーティンさんが来日した約6年前に始めた店。だが日本に来る前の彼はプロのカメラマンだった(ウ・モスと同じ!)。専門学校のシネマ課、そして大学卒業後はビデオ撮影の仕事で結婚式や得度式、ダジャン(水かけ祭り)の様子などを撮影していたが、あるとき政府から建国記念日のイベント用フィルムを依頼され、全国の少数民族などを撮影してまわったこともあったという。10年も前のことだろうか?、その頃の、カメラを構えているソー・ティンさんの写真…スリムでカッコよかった(笑)。「日本で撮影の仕事が出来れば一番いいんだけど」とちょっと悔しそう。以前は調理専門の女性がいたがミャンマーに帰ってしまい、今はソーティンさん自らが厨房に入っている。そしてホール(接客)担当は今年5月に来日したてでまだ20歳そこそこの女性、マ・ジュライモー(7月の雨、という意)。「7月の、雨の日に生まれたので」と片言の日本語で教えてくれた。女優のフェイ・ウォンばりのスタイルと雰囲気で、とにかく可愛い!。彼女をソーティンさんと一緒に写真に収めようと、ウ・モスは何度も説得を試みたが失敗。その断固とした態度には何か理由があるとみたが、果たして……!?。私たちが居る間にも日本人の、それも女性客が多く来店していたこともあり、男性諸氏はその理由を確かめがてら食事に行く、なんてのはいかがでしょうか(笑)。
●今回もマ・サベーはお休みで、またまた記事を書くことに……。でも今回はビルマ語の堪能なマ・スースーティンが加わって下さったお蔭で、ウ・モスが撮影に忙しくされている間もマ・ジュライモーやビルマ人のお客さんにもいろいろ質問できて助かりました。店主のソーティンさんは小さいころは絵を描くのが好きで、長じてはカメラマンとして仕事をするに至るまでの過程を、大きな目を輝かせながら語って下さいました。日本人にビルマ語を教えていたこともあってか日本語もお上手。それにしてもビルマ人というのは誰も、本当に冗談好きというか、おちゃめで楽しい人が多いですね。これは国民性かもしれません。
●私にとってのビルマ版おふくろの味は、以前お世話になったアモー(カレン語で“お母さん”)の料理ですが、ここ、ジークエ の料理はインドの香りがしてまた違った美味しさがありました。ビルキチっぽくない方(ギャル?)が多く、ビルマ料理はタイ料理やベトナム料理と違い、ビルキチ以外の日本人はあまり食べないと思っていた私には驚きでした。なぜかちょっぴり嬉しかったです。 ●ジークエが紹介された雑誌を見ると、「女性客が多い」とか「女性客が8割」だとか書かれていました。取材が来たときにたまたまそうだったのだろうと思っていたら、本当に女性客のほうが多かったんです。ジークエには何回か来たことがありますが、そういえば、女性客が多かった気がします。何ででしょうということで、考えてみると、まず、気軽に入りやすい店の雰囲気。過度にアジアっぽくしていないし、かといって、妙にこぎれいというわけではない。そう、居心地がいいのです。次に料理の味。油が多くてこってりというイメージのビルマ料理ですが、ジークエではあまり油が多くなく、ビルマ料理の風味を生かしながらあっさり味になっています。あとはやはりソーティンさんを慕ってくる人も? 現在、調理はソーティンさん、外は、看板娘のマ・ジュライモー。でも、写真を撮ろうとすると彼女には撮影を逃げられてしまいました。なぜ?と考えて、やっと思い出しました。シャン族の女性は恥ずかしがり屋が非常に多くて、写真撮影が非常に難しかったのです。彼女もお父さんがシャン族だそうです。
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